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![]() 昨夜からの久しぶりの雪。 朝、雑木の枝々に積った新雪に見とれていると どこからか黒い塊がやって来てその枝にとまった。 大きめの鳥。 ヒヨドリだった。 よく現れる鳥だが、雪が降り始めてから姿を見ていなかった。 ある種の親近感がこの鳥にはある。 細めの鳥だが、寒いんだろう、暖房のため羽毛の間に空気を入れぷっくらとしている。 ![]() 一匹ではなかった。 もう一匹が現れ、近くにとまる。 なんだか、仲良しだ。 おそらくカップルなんだろうな。 ![]() 暫くすると、また違うやつが現れる。 ![]() 群れなのか、と思ったが、よく見ると同じくらいの大きさだがヒヨドリではなかった。 身体の丸みや色が違う。 アカハラか? いや、アカハラにしては腹が赤くない。 ![]() ヒヨドリとそいつは牽制し合い、場所を争いながら 暫く枝先にぶら下がった種をついばんでいたが、そのうち飛び去った。 撮った写真をパソコンに入れ、アップにして図鑑で調べてみると 名前が分からなかったそいつはアカハラの仲間、大型ツグミ類のシロハラと判明。 大陸から渡って来る冬鳥で厳寒期には本州中部以南の低い山林に来るんだとか。 キョッ!キョキョキョキョ!!と鳴いたりツイー!とも鳴くらしい。 アカハラは時々見かけるが シロハラは初めてである。 初めての鳥はなんだか心が弾むんである。 ![]() (種をついばむ) ▲
by gorosuke85
| 2012-02-27 02:50
| 鳥たち
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![]() このところ穏やかな天気が続き、炬燵の上の小さなボケが花を開き始めた。 といっても、外はまだ積雪1.5メートル。 依然真っ白の風景だが、時折柔らかい空気が忍び寄って来る。 春の気配である。 春の気配に誘われるように外に出て近くを散策する。 雪の積ったところはシャーベット状になってずぶずぶとして歩きにくい。 まともに歩けるのは車道。 ![]() 近くで小鳥が騒ぐ声。 近寄ってみると松にスズメが集まってなにやら賑やかだ。 春のスズメ会議か、ピーチク、パーチク楽しそうだ。 おそらく松の実や種を食っているのだろう。 ![]() ![]() 暫く歩いていると、キョッ!キョッ!!と鳴きながら木から木へと移動する鳥。 アカゲラである。 カメラを構えてみるが遠すぎる。 車道の脇の雪の中から雑木の小枝が無数に出ているが、その枝先、葉っぱの蕾がその時を待って赤く膨らんでいる。 動物たちの冬眠と同じく、木々たちは冬の間、葉っぱを落とし休眠しているが、春の目覚めのためにしっかりと準備はできている。 ![]() 山の下まで降りて、除雪の来ないところへ向かうが、とても歩けない。引き返した。 ![]() ゆっくり山道を登っていると、郵便配達さんがやって来て車を止める。 「いいのが撮れるかい?」 「いんやー」と私。 「おれもよく山に写真を撮りに行くんだ。まあがんばって。」 にんまりと笑って走り去った。 まあ、がんばれと言われてもなあ〜〜、 と、紫陽花らしき葉の蕾が開きかけているのが目に留まった。 ![]() 落葉樹は気温が6度を越えると蕾が開き始めると聞いたことがあるが、確かにそんな気温だろう。 道を登り切って暫く歩いていると、楓の枝に何かがぶら下がっていた。 よく見ると種である。 ![]() 楓の種は独特だ。 プロペラの形をしていて、風に乗ってひらひら回転しながら落ちる。 そうしてなるべく親の木から離れようとする。 しかし、冬前、とっくに落ちている筈なのだが・・・・・ 周囲を見渡してみると案外落ちずに残っている種の多いこと。 ![]() ひょっとしてそれが当たり前なのかも知れない。 ともあれ、世界は確実に春に向かっている。 仕事場の隅っこで冬眠中のアルキメデス(亀)が目覚めるのも近い。 ![]() ▲
by gorosuke85
| 2012-02-26 13:15
| 散歩道
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![]() 夕方仕事をやっていると軒先にヤマガラがやって来た。 私を見てツーピー、ツーピー!!としきりに鳴いては枝を移動し、また鳴く。 ![]() 何を訴えているのだろうと考えてみるが、分からない。 前回もそうだった。 暫くそうしていたが、ふと気が付くと姿は消えていた。 で、また鳴く。 また来たかと思いきや、今度はシジュウカラ。 ![]() この二匹は同じ仲間で一緒に移動することが多く、鳴き方も区別がつかない。 性格も似てるようで、ヤマガラと同じように しきりに鳴いては私を見る。 そして暫くその辺りを離れない。 一体何をやっているのか? 我が家のどこかに巣を作りたいのだと思えて仕方ないのだが 本当のところは、やはり分からない。 まあ、いつか分かるだろう。 ![]() ▲
by gorosuke85
| 2012-02-23 10:22
| 鳥たち
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![]() 昼前だった。 正面の窓の隅で何かが動いた。 小鳥より一周り大きい鳥だ。 全体の色と雰囲気からツグミか!と思った。 脇にスタンバイさせているカメラを取り上げ構える。 逃げるな・・・・・ なんとか二回シャッターを押せた。 パソコンに入れる時、ドキドキする。 果たして上手く撮れているか・・・・ なんとかピントは合っていたが全体が暗かった。 フォトショップで少し明るくし、アップにしてみると間違いなくツグミだった。 ちょっと後ろ向き、こちらを振り向いたところ。 もう一枚は完全に後ろ向き。 いいアングルではないが、贅沢は言うまい。 撮れただけでも幸運なのだ。 ツグミは春先、雪が溶けた畑に群れで降り立ち、餌をついばんでるのはよく見かける。 北へ帰るための栄養補給だろう。 しかし、この雪の時期、単独でいるやつは珍しい。 前回のミヤマホオジロもそうだったが 初めて我がカメラに収まった。 ツグミは身体が大きいために昔から食料にされてきた。 今もカスミ網で密猟されることが多い。 京都での学生時代、近くの伏見稲荷でツグミの焼き鳥を食ったことがある。 名物だというので食ってみたのだが、骨が多くてさして美味くなかった。 スズメの焼き鳥も売られていたが、今から考えてみると野鳥は捕っても飼っても法律違反。 殺して焼き鳥にし、売っているなんてどういうことだろう? わざわざ小鳥を捕って食わなくてもいいではないか、という気持ちが何処かにある。 それが、美味く思えなかった原因かもしれぬ。 ![]() ▲
by gorosuke85
| 2012-02-21 10:49
| 鳥たち
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![]() 炬燵にはまって何やらやっておると、目の前の窓の外で何かが動いた。 よく見ると、10メートルの距離、エゴの木の枝、小鳥だった。 なんだろうとさらに良く見ると頭の上に鶏冠のような冠羽。 ひょっとしてミヤマホオジロかも知れない・・・ 慌ててカメラをとり、狙ってみる。 飛んで行くなよ。 運良く、二枚撮れた。 パソコンに入れて、アップしてみると 確かに、ミヤマホオジロだった。 冬に西日本にやって来るが、能登半島が北限であろう。 体全体はスズメのようだが、モヒカンのような三角の冠羽が際立った特徴だ。 顔は黄色で頬は真っ黒。 でもホオグロではなくホオジロである。 名前の由来が分からない。 ともあれ、珍しい鳥である。 過去何度か散歩中に見かけたが撮ったのは初めて。 なんだか嬉しい。 ![]() ▲
by gorosuke85
| 2012-02-14 11:15
| 鳥たち
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![]() またまた猫の話であるが、これは書いておかねばならぬ。 前回はアーサーの♂の本能について書いたが、今回はオレコの♀の本能についてだ。 腹がパンパンに膨らんで、いつ産まれるか気を揉んでいた昨夜、オレコの様子が変わった。 私のところへ来て顔を覗き込み、ニャア、ニャアと鳴き、膝に乗ったり、肩に乗ったり、ソワソワ歩き回り、落ち着かない。 来たか、と思ったが、その通り、来たんである。 オレコが選んだ場所は連れ合いの部屋の小さな炬燵の中 始めは産まれそうで、なかなか出て来ない。 産婆は連れ合いがつとめ、炬燵に顔を突っ込んでオレコを励まし続ける。 そして11時10分、ついに分娩が始まった。 「生まれたよ!」 と言う声に炬燵を覗いてみると、二匹が生まれていた。 ![]() ひょっとして腹の中で大きくなり過ぎて難産なのではないか、まだオレコは小さいし、と心配したが、無事産まれたことにホッとする。 一匹に一つ胎盤が出て来るが、オレコはそれをしっかりと食べる。 ![]() 産まれたばかりの赤ん坊は大きくて元気だった。まだ濡れてへその緒も付いたままだというのに、オッパイを探し乳を飲もうとする。 ![]() オレコ一息、安心した様子。 ![]() しかし、まだ終わったわけじゃない。 オレコの腹はまだ大きく膨らんでいる。 そのうち、腹が大きく波打ち始めた。もの凄い律動だ。 それはオレコの意志ではなく、腹の中の赤ん坊の出たい!!という合図のようであった。 そして、律動に押し出されるようにして三匹目が産まれた。 ![]() ![]() もう大丈夫だとその場を離れ、暫くして行ってみると4匹目が産まれていた。 ![]() そうして、5匹目が産まれたのは2時だった。 オレコの腹はぺしゃんこになっており、それが打ち止めだった。 予想通りの5匹だった。 ![]() オレコはまだ一歳にもならない小娘だが、赤ん坊が産まれた途端、母の顔に変身し、それは甲斐甲斐しく世話をするんであった。 幼くして子供を産むとろくに世話をしないことがあるが、オレコはどうやらその心配はなさそうだ。 見るからに母性愛に溢れている。(今のところ) 特にオッパイをやっているときなんかゴロゴロと喉を鳴らし、幸せそうである。 オレコの出産、 それは狭い炬燵の中の小さな出来事だったが、 実に不思議な、壮大なドラマであった。 ![]() ちょい疲れた顔だが、大仕事を成し遂げた顔である。 ご苦労さんでした。 こちらも疲れたぜい。 さて・・・・ 子猫は要らんかね〜〜。 可愛いよーー。 ▲
by gorosuke85
| 2012-02-13 18:13
| 哺乳動物たち
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![]() このところオレコのことばかりなのでアーサーのことも書いておこう。 アーサーは夜な夜な出かけ、あちこちを徘徊している。 縄張りの見張りだったり、恋をしたり、猫会議などもしているのだろう。 まあいろいろと仕事はあるのであって、それは♂猫の習性であり、自然な行動でもある。 昼はゴロゴロとそこら中寝転がり、怠惰極まりないのであるが、夜になるとちゃんと♂の仕事をしているんである。 今朝もまだ暗いうちに帰って来たが、よく見ると腹に雪玉を沢山付けていた。 死んじまった犬のソクラテスは雪が降ると腹に大きな雪玉を付けて歩けないほどになったものだが、アーサーはそんなに毛が長いタイプではない。正真正銘の和猫であり、短いタイプだ。 なのにである。 で、窓の外、帰って来た方向を見るとそれが理解出来た。 昨夜の新雪が30センチは積っていたのだろう、山の下からアーサーが歩いた後がえぐれて道になっていた。ラッセル状態で歩いてきたわけだ。これじゃあ腹につくわな。 ![]() ![]() (よく見ると山の下、遠くから道は続いている) 腹の雪を取ってやると炬燵の中に潜り込んでドタりと横になる。 一眠りすると炬燵を出、仕事部屋にやって来てストーブの前にどかっと座り込む。 その顔は決して男前ではなく、どちらかといえばガッツ石松系の風貌だが、♂猫としての貫禄が漂い、悪くない。 村の仲間の話によるとアーサーはボス顔であちこちの家に現れるらしい。 ![]() 彼は野良猫の子として生まれ、病弱でビチクソにまみれ死にかけていたのを拾ってきた。 丈夫に育ち猫の王になれよと願って、アーサーと名付けた。 家猫として育ったが、野良猫の習性は今なおとれず、警戒心が強く、あまり人にベタベタしない。 実に素っ気なく愛嬌のない性格は王の風格に欠けるなあとも思えるが、3歳になった今、身体もガッシリとひと回りでかくなって、じんわりと静かに彼の本領が発揮され始めたように思える。 横顔をよく見ると大したことないが頬に怪我をしている。 どこかの野良猫のパンチを食らったと見える。 いや、このところアーサーを恐れてか野良猫が近づかなくなったので狸か狐かも知れない。 顔の額にも浅い傷がある。 まあな、傷は♂猫の勲章でもある。 まだ、耳が千切れていないだけましというもんだ。 ![]() (頬の傷、分かるかな。) なんだか、傷だらけのアーサーを見ていると、その渋い存在感が同じ男として誇らしく思えてくる。 しかし、本能というのは面白い。 なにも寒い夜、ラッセルまでして出かけなくてもいいじゃないか、 なんせ裸足なんだし、何時間も雪の上歩いたらかじかんでさぞ痛いだろう、 たまにはサボったらどうかと思うのだが、 彼は行くんである。 昨夜も深夜の0時、ニャアと一声鳴いて、雪の暗闇に消えたのだった。 ![]() アーサーはオレコと仲良しになった。 只今、オレコの腹にはアーサーの子が5〜6匹、膨らんではち切れんばかりだ。 時々顔を合わせると、戯れ合って楽しそうだ。じゃれ愛、なんちって。 ![]() しかし、アーサーの顔はでかいんである。 ▲
by gorosuke85
| 2012-02-12 09:55
| 哺乳動物たち
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![]() このところの雪で窯小屋が危なかった。 1メートルくらいの積雪ならどうってことないのだが、1.5メートルを越えるとその様を見るさえ潰れるのではないかと不安になる。 このあたり、山間部の家は基本的に雪下ろしをしない。 屋根は相当の雪が乗っかっても潰れないよう頑丈に作られているし、雪が滑り落ちる勾配になっている。 問題は滑り落ちた雪が溜まって家を圧迫することだ。だから雪囲いをしてそれを防ぐ。 しかし、窯小屋は自前で作ったもの、屋根もトタン葺きでそう頑丈ではない。 加えて既に錆び付いており、その錆で雪が滑り落ちてくれない。 25年前、木製の電柱がコンクリートの電柱に替えられている頃、用済みの木製の電柱が北電の空き地に沢山積み上げられていて、それを安く譲り受けて小屋を作った。 確か10メートルの電柱が一本50円だった。 それらは安いうえに、すでにコールタールがしみ込んでいて防虫防腐加工済み、小屋の骨組みを作るにはもってこいの材料だった。 ろくに設計図も作らず、目見当で垂直水平を測り、チェーンソーでバンバンぶった切り、小屋を作った。 勿論、村の仲間や友人たちの助けがあってこそだが。 今考えれば随分と乱暴な作り方だが、これが案外頑丈な小屋になった。 簡単な粗末な小屋だが、だからこそ私の美観としてはとても満足のいくものだった。 その後、幾度となく窯焚きという壮大な焚き火というか、我々の火祭りが行われてきた。 その度に東京や大阪、福井の友人たちがやってきて火の仕事を手伝ってくれたし、今の私の支えとなっている数々の忘れられぬ出会いもあった。 一度、窯焚き中に火事になり死にかけたこともある。 ともあれ、濃い思い出が凝縮している小屋である。 これからもそんな出会いと思い出を作ってくれるであろう小屋である。 潰すわけにいかないんである。 いくら怠け者の私でも怠けの限界だった。 こうなったら仕方ない、やるか、と腰を上げかけた そんな折り、助っ人が現れた。 さいたまからゴトー(後藤)さんがやって来たのだ。 勿論、ゴトーさんはわざわざ雪下ろしをやりにきたのではない。 彼とは能登外浦の海が見えるところに我々の場所を作ろうと画策する相棒であるが、 その画策(題して海の家プロジェクト)を具体的に進めるためにやって来たのだった。 彼は地元さいたまで農業を中心にいろんなプロジェクトを立ち上げそれに挑戦している人である。 私の注目する人に内橋克人という人がいる。 現在の日本の状況、いや世界の経済的状況に危機感を感じ、警笛をならし続ける経済評論家である。 人間不在のマネー中心の経済は危機的状況に陥っていること、人間中心の経済を復活させなければならないと彼は言う。 また「経済大国」へから「生活大国」へ方向を転換させねばならぬとも。 要するに、食料、エネルギー、社会的サービスという人間が生きる基本的なことの自給を目指す方向であり、すでにデンマークなどの北欧諸国が実現しているスタイルである。 ゴトーさんの仕事ぶりや活動を見ると、まさに内橋氏が提唱する未来のあるべきモデルに向かって模索し、挑戦し、実践しているように思える。 とまれ、彼は与呂見の雪の状況や窯小屋の様子を見るや決然として立ち上がってくれたのだった。 「義を見てせざるは勇なきなり!」 と言わんばかりに。 して、窯小屋集出作戦は始まったのだった。 ![]() ![]() ![]() 二人して4時間近くも掛かっちまった。 いや、予想以上の大仕事だった。 最後はエネルギイ使い果たし、話ばかりになっちまったな。 ともかく、二人ともヘロヘロに疲れ果てた。 ![]() その後、近くの三井温泉に浸かったが、その気持ちよかったこと。 疲れ果てた身体に温泉の湯がじんわりと沁みるんであった。 この温泉、入浴料100円、半露天で雪景色を眺めながらの、実に気分のいい温泉なんである。 ![]() ![]() ![]() (三井温泉に住みついているセグロセキレイ。こいつがぷっくりと可愛いのだ。) ところで、思い返してみれば、去年の窯小屋救出の折りにも助っ人が現れた。 東京の古き友人、シモ(下野)である。 なんだか、やばい状況の時によくグッドタイミングで助っ人が現れるんである。 これまで何度助けられてきたことか。 昨年は2日がかりでやったが、今回はゴトーさんの日程もあり、一日でやっつけた。 どうりで疲れたわけだ。 ゴトーさんは海の家プロジェクト計画も土地のことがより具体的になり予想以上に前に進んだようで満足して帰っていったのだった。 ![]() (海の家プロジェクトの候補地を測量するゴトーさん。) ![]() (そこから見える海) ご苦労さんでした。 そしてありがとうでした。 さて、海の家プロジェクトで何が始まるのだろう? そいつはまだ内緒にしておく。 うっはーー。 ▲
by gorosuke85
| 2012-02-11 11:51
| 人間たち
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![]() 一時緩んだ雪がまた降り始めた。 何故か雪が降ると鳥たちがよくやって来る。 雪が降ると人が屋外に出ないことを知って警戒心が緩み 近くまでやって来るのだと思える。 昼、窓の近くでツーピー!!ツーピー!!ツツピー!!とけたたましい鳴き声。 鳴き声の主を捜してみると ヤマガラだった。 いつものヤマガラはエナガ、シジュウカラ、コゲラなどと混群し移動しているのだが、 こいつは単独であった。 激しく、ヒステリックに鳴くのもいつもと違う。 窓からほんの3メートルのコナラの枝にとまり、しきりにこちらを窺っている。 写真を撮ってやろうと窓を開けても逃げようとしない。 そんな様はいつぞやのシジュウカラに似ていた。 しかもあの時と同じ枝である。 ![]() 一体なんだろうと思う。 窓の近くのコナラの枝に何か特別な意味があるのか? 昨年の7月だったが、あの時のシジュウカラは我が家の何処か、節穴を入り口にして営巣でもしているのかと想像したが、そうでもなかったようだっった。 ハッキリとした強い鳴き声は地鳴きではなくさえずりであるように思える。 さえずりは縄張りを宣言したり、♀を呼ぶときの特別な鳴き方である。 しかし、恐ろしい人間の住処のすぐ傍である。 高らかに縄張りを宣言するような場所では決してないし、 ♀と恋を語らうようなロマンチックな枝でもない。 私への威嚇か? だとしたら何のための威嚇だろう? 近くに巣があるのか? いやありそうにない。 ひょっとして、 単に私と話がしたかったのかも。 そんな馬鹿な。 いろいろ想像を巡らしてみるのだが やっぱり 分からないのであった。 ![]() ![]() 版画「雪の降る日に」 ▲
by gorosuke85
| 2012-02-09 12:00
| 鳥たち
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深夜、ふと気が付くと雪は降っていて、暫く経ってまた窓の外を見やると、同じように降り続けている。
静かに細かい雪がしんしんと降る様は美しいが同時にぞっと空恐ろしくもある。 朝、コナラの木にどっさり雪が溜まり、その重さで枝がたわむ。 ![]() 積雪はついに5尺を越え1.7メートルになった。 山の下の車庫の梁が雪の重さに耐えかね折れかかっていた。 仕方なく梯子とママダンプを抱え屋根の雪下ろしに出かける。 ![]() 我が家もアブナイ。 ![]() 鶏小屋もそろそろ限界だ。 ![]() 寺(竜昌寺)の庫裏もこのとおり。 ![]() 寺全体が埋まっちまいそうだ。 ![]() 軽トラは完全に埋まっちまった。ワイパーだけが顔を出してる。 ![]() 我がハイエースは車庫の中なので何とか大丈夫。車庫のところまで除雪車が入ってくれる。 ![]() 除雪のおかげで車庫までは車で上ってこれる。 ![]() 畑もすっぽり覆われた。白菜や大根も雪の下である。 ![]() 雑木山の中に見えるのが我が家である。 ![]() 山の下へ降りる道。 ![]() やっと着いた。これが山を下りたところにある車庫である。4WDでない車はここに入る。 この屋根雪を一時間かけて下ろした。パンツもシャツも汗びっしゃ。 さて、帰り道。 再び梯子とママダンプを抱え、なだらかな登り道を登り切ると青空が顔を出した。何と綺麗な青か。 ![]() ハーフー、ハーフーと吐く息が白い。 流石に身体は疲れたが、気分は爽快なんである。 積雪が1.5メートルになると一茶を思い出さずにはおれない。 これがまあ 終の住処か 雪五尺 ▲
by gorosuke85
| 2012-02-02 12:11
| 散歩道
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