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1 ![]() オレコはその後元気に成長している。 アーサーとの猫関係も良好。 というか、オレコのうら若き色香に血迷ったアーサーが迫りに迫り、とうとうケッコンしちまった。 いんや、オレコが♂を狂わすフェロモン出したのだな。 予想はしていたものの、ちと早いんではないの、とフクザツな心境。 しかし、猫は6ヶ月で子供を産み始めるのだ。 まあ、自然の力だから仕方ない。 人間でもアマゾン流域に暮らす人たちに12才のお母さんはゴロゴロいるわけだしな。 ケッコン後は二匹は仲良しで一緒に遊んだりして、これまで孤独だったアーサーも楽しそうだ。 発情期は近くの村まで彼女を探しに出かけ何日も帰らなかったのだが、その苦労はしなくて良くなったわけで楽チンなのだろうな。 ![]() このところ、アーサーは猫インフルエンザにかかり、目ヤニは出るは、クシャミで鼻水を飛ばすわで調子悪く、炬燵にはまり込んで臥せっていたが、そんなアーサーをオレコは優しく気遣ってもいた。 ![]() と言うわけで、猫関係の問題はスッキリと解消したわけだが、 そのお陰で、もう一つの問題が出現したのだ。 要するにだ、オレコの腹が膨らんで来たのだ。 ケッコンしても身体がまだ成熟しきっていないのだから妊娠しないだろうとタカをくくっていたのだが、甘くはなかった。オレコは早熟なようで5ヶ月でしっかり成熟していた。 まあ、普通の猫がケッコンすればこうなるわな。 ![]() ![]() 最近犬なんか、ペット化することで本来持っている自然の力が削がれ、発情した♀を前にしても、どうしていいのか分からず、うまくケッコン出来ないやつが多いと聞く。 死んだソクのことを思えば信じられない話だが、どうも事実らしい。 猫の場合はどうだろう? と思うが、まずアーサーは半野良猫なわけで、その点だけは心配無用なのだ。 このところオレコは子供を産む場所を探しているような素振りを見せる。 もうソロソロなのだろうな。 おそらく5〜6匹は生むだろう。 アーサーが親父だからちょっととぼけた性格かも知れんが、 オレコが母だからきっと賢い猫が生まれて来るに違いない。 でだ。 ここが肝心なところ。 子猫欲しい人おらんかな〜〜。 賢くて可愛い子猫だよ〜〜。(まだ腹の中) いたら連絡くらはい。 ヨロシクです。 ![]() ![]() ![]() ▲
by gorosuke85
| 2012-01-31 12:28
| 哺乳動物たち
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朝目覚めると、寝床の窓から雑木の枝に積った新雪が目に飛び込んで来る。
新雪の度に幾度ともなく見る光景だが、その都度、新鮮、美しいと思う。 ![]() 雪が止み、青空が出たので外に出て雪の上を歩いてみた。 新雪をキュッ!キュッ!と踏んで歩く。 なんだか心が弾むな。 ![]() 玄関から山の下へ続く道。 ![]() 山を少し下りたところからの我が家。 ![]() 与呂見の寺、竜昌寺への道。 寺の住職和樹さんとの縁で25年前この地に移り住んだ。 彼は私にとって兄貴のような存在である。 ![]() 畑はこんもり雪に埋もれ、鶏小屋が見える。 ![]() 積雪を測る棒。只今90センチ。 ![]() 寺の庫裏の入り口。こんなに雪が溜まる。 ![]() 庫裏のうらはもっと溜まっていた。 ![]() 庫裏の風呂の煙突。 今のところ、まだ1メートル弱。 このくらいだと雪も美しくていいのだが、 これが1メートルを越え、 1.5メートルを越えてなお、しんしんと降る雪を見ていると背筋がぞっとするんだよな。 昨冬は2メートルだった。 このところの雪で外に出られなかったばあさん(母)だが、今日はチャンスである。 寺へ用事をしに行きたいという彼女を道を踏み固めながら先導する。 ![]() 一足一足、ゆっくりゆっくり山を下りる。 時々、雪に足を取られ転ぶが大丈夫。 用事を済ませ、再びゆっくりゆっくり山道を登り、なんとか帰還することができた。 寺は隣だが長い道のりだった。 ![]() ばあさんは今年93歳になる。 時折、分からないことを言うこともあるが、 今だに早朝の床の拭き掃除や食器洗いはかかさない。 少々体調が悪くてもまず病院には行かず、パブロン飲んで治してしまう。 ふと、息子として、そろそろあの世へ行った時のことを考えておかねばと思うのだが まだ、少し早いようである。 ▲
by gorosuke85
| 2012-01-13 18:34
| 散歩道
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あっという間に新年が明けました。
みなさん今年もよろしく。 この正月、京都で人生を模索中の下の息子青(あお)が帰ってきた。 基本的に我が家の子供たちは正月だ、盆だといって帰らない。 故寺山修司の言葉「青年よ、家を出よ、荒野を目指せ。」というのが我が家の家訓であり、 高校卒業後は家からなるべく遠く離れて暮らすこと、自分のことは自分ですること。どんなことをやってもいいが自分の人生は自分の頭で考えること。それだけは子供たちに言って来た。 上の息子麦(むぎ)は遠くへ行け、というのを素直に受けて沖縄の大学(琉球大)へ入学したが、二年で除籍、その後モンゴル放浪、鰹の一本釣りをやり、今は再び大学に戻って窮乏生活に耐えながら学生をやっている。 その下の娘たんぽぽは夜のパチンコ屋でバイトをしながら昨春、自力で群馬の大学を卒業、今は横浜で彼氏と共同生活をしながら将来を模索している。所謂の就活など興味がないらしくバイトでお金を作って暫く外国を旅し、その後ゆっくり自分の進むべき方向を考えたいと言っていた。 上の二人はなんとか自分の人生を作りつつあるが、青は自立のスタートで躓いた。 彼だけは大学などには入らないだろうし、それがいいと思っていたのだが、 高校を卒業する間際になって大学に行きたいと言い出し、一応入学したものの、上の二人と違い私立だったため、自力で学費を払える筈もなく、入学した年の秋には辞めてしまった。その後、大阪でフリーターをしていたが、腰を痛め、バイトも出来なくなって家に戻り、2ヶ月あまり静養した後、再び関西方面へ仕事探しに出向いたまま音沙汰もなく数ヶ月経ったところだった。 金も持っていないのにどうしたことか、と多少気にもなったが基本的には心配しない。 音沙汰なくても、青の悪戦苦闘ぶりはリアルに手に取るように想像出来た。 私の若い頃もそうだったからだ。 幼い頃から兄弟のようにして育った隣の寺の三男鹿(ろく)が京都で和食の修行をしているが、彼のところに居候し興味ある仕事に潜り込み働かせてもらっていたらしい。 要するにまだ、暮らしの基礎もできていないのだ。 「本当は帰りたくなかったけど、鹿に強引に一緒に帰ろうと誘われたんだ。」 と帰省の理由を言う。 鹿の家は正月は兄弟たちみんなが帰省し家族全員が顔を合わせることになっているらしい。 鹿のせいにしているが、本当はそうではないだろう。 私への意地もあるが、正月くらいは家で母が作った美味い飯を食いたいと思ったに違いない。 おそらくろくなものを食っていなかったのだろう。 腹一杯飯を食っては腹を壊し、トイレに駆け込み、またガツガツと飯を食っていた。 そんな青が突然のように書き初めをするという。 寺の子供たちと本堂で書き初め大会だというのだ。 どんな字を書こうかと悩んでいたようだが、 ともあれ、筆と硯、墨を貸してやった。 その夜は寺の子供たちと夜を徹して語り合ったらしい。 朝になって書いたものを持って帰って来た。 驚いた。 「愛燦燦」 上手くはないが、見事な字だった。 ![]() どうしてこの字になったのか? 聞いてみると夜のテレビで美空ひばりが歌っていたのだという。 小椋佳の歌である。 歌の内容はともかく、この字を見て 「尽十方 無碍光 如来」 と言う仏教の言葉が思い浮かんだ。 この世界一杯に汚れのない光が満ちあふれている。そこかしこ、どこにでもその光はあり、輝いている。その光が如来であり、その光に支えられて全てのものは存在している。 と言う風に私には受け取れる。 私の大好きな言葉である。 仏さんというのは別に特別なものではない。 そこかしこ、いつでも、そこにいる。 来るが如しの如来さんなのである。 「愛燦燦」 愛は我々の存在を支えてくれる光であり、力の根源であり、仏の慈悲である。 まさに青の字は愛が燦々としていた。 4日の午後、青は京都に帰って行った。 玄関を出る青の背中に 「頑張れよ」と言葉を投げかけると 振り返りもせず、 「おう!!」 とだけ応え、足早に山を降りて行った。 少し成長した背中だった。 ![]() (正月記念写真。青、うさぎさん、おばあさん、遊子) ▲
by gorosuke85
| 2012-01-06 15:05
| 人間たち
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