夢雲というギャラリーが始まって35年は過ぎただろう。
その初めから2年に一度の展覧会をやらせてもらって来た。
いろんなことがあった。愉快なことや嬉しかったことは多いがしんどいこともあった。
不思議なのは私のような怠け者が一度のキャンセルもなくやり続けて来られたことである。
それはひとえに来客たちの変わぬ笑顔とオーナー山脇さんの粘り強い支えがあったからだ。
最近ではコロナ禍があり、私のところでは地震や水害に見舞われたが、
皆さんの熱い支援のお陰で普段の暮らしを回復することができました。
ともあれ、夢雲展は私にとって、生きる背骨のようなものであり、
夢雲という場がある限り、くたばるまでやり続ける所存です。
初めての方も馴染みの面々もどうぞよろしく、皆さんの笑顔に会えること楽しみにしています。