夏の小さな出来事二つ。
一つは蛍。網戸に光るもの発見。
よく見ると明滅している。蛍だった。
すでに蛍の時期は過ぎたはずだが、まだいたのだ。
メスを光の明滅で呼んでいるのだが今となっては
ちょっと虚しいかも。
子供達が小さい頃は毎年田んぼへ蛍を見に行っていた。
源氏蛍も平家蛍も沢山いて、まるで銀河のようだった。
天気のいい日は夜空に銀河、下も銀河、
二つの銀河がなんとも美しかった。
上の子が小学生の頃、蛍を沢山集め牛乳瓶に入れ、
それを私にかざして見せ、電球ができたと大自慢だった。
子供達が大きくなってからは見に出かけることもなくなったが、
来年の蛍の時期には連れ合いを誘って
久しぶりに田んぼに出かけてみようと思った。
もう一つはヒグラシの蝉時雨だ。
一週間前からヒグラシが鳴き始めた。
その後、徐々に鳴き声は増えて蝉時雨になった。
夜明けとともに鳴き始め、日中は鳴かず、夕方暗くなりかけた頃また鳴き始める。
不意に一匹が鳴き始めると周囲が呼応して合唱となり、
それがあちらこちらで始まると
鳴き声は重なり合って大合唱となり、うねりとなって山を揺るがす。
不思議なことにヒグラシたちの大合唱はちっともうるさくはない。
それは清流のせせらぎと同じで、かえって静かに心に染み入ってくる。
ヒグラシの蝉時雨はしみじみと夏が染み入ってくるようだ。
実は蛍の明滅は動画に撮り、蝉時雨も動画で録音した。
二つの動画を記事にアップしたいがこのブログではそれができない。
それがちと残念ではある。
(FBではアップしたので動画を観たい人はこちらの方を)