お馴染み、福井、ゲッコウカフェ展である。
今年は入院騒ぎや友人の大病、犬のカンちゃんの死など、いろいろあった。
そして、8月には古希を迎えた。
若い頃は年を食ったら燻銀のような渋い男になりたいと思っていたが、どうもそうはならないようだ。
ともあれ、今年は生き死にを考えることが多かった。
そのせいか、身近な草花の美しさを再発見できたように思う。
先年、亡くなったばあちゃん(母)の好きだったミヤコワスレが山道の脇にそっと咲いているのを見つけ、
それを皮切りに野花の小版画を作り始めた。
野花の小版画は以前にも作ってはいたが、今回作ってみて、
以前のものとは全く違うことになっているのに我ながら驚いた。
私も新しくなっているのである。
それがとても嬉しかった。
入院を経て、大作ではないが、
この小さな作品たちは私にとっての新たなスタートなのだと思えるのである。
近隣の皆様、是非、暇を作って遊びにおいでください。