奥能登にも春の気配が漂ってきた。
先日の陽気で雪は一気に解け始めた。
畑など平らなところはまだ広く雪が残っているが、山の斜面など日当たりのいいところは地肌が出てきた。
面白いのは木の根っこの丸い地肌だ。
雪は必ず木の根っこから解け始めるのだ。
春の到来はなんだかモゾモゾとして文句なく嬉しいが、
とめどなくぼんやり過ごしたり、昼寝をかましたり、本を読んだり、映画を観たり、たまに仕事もしてみたり、
そんな冬籠もりの暮らしが終わるのかと思うと、
ちと寂しくもある。
畑や鶏小屋の平らなところはまだ冬景色だ。窯小屋は一月の大雪で潰れるかと心配したがなんとか大丈夫だった。5月のGWには窯焚きの予定だが、コロナ禍でもありどうなるか?カンちゃんは毛が短く冬は苦手だが、元気に過ごすことができた。シリウス最後の体重測定。体重の減りも極めて少なく、今回の冬眠も無事にクリアしたようだ。あと二週間で彼も目覚めるだろう。シリウスの春である。