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![]() この冬、寺の和尚から春に寺の本堂や庫裏、住まいの畳を替えるとの話を聞いた。 なんでも、彼が共通の友人であるN氏のところへ遊びに行ったら彼の家の畳全てが新しくなってとても綺麗になっていたらしい。 彼にその話を聞くと、近くの畳屋さんに中古の畳でやってもらったのだと。 その畳屋さんは能登の温泉旅館などで畳替えがあると、古い畳を引き取り、中身のしっかりしているものに畳表を替えて中古の畳として売っているらしい。 だから値段が格安なんだと。 はっきり言って、N氏も和尚も私も決して裕福とは言い難い。 好きなことをやって、なんとか暮らしを立てている程度の暮らしぶりだ。 組織に属さず、自前の人生をやるとたいていそんなものだが、 私の友人たちの大方はそんな生き方であり、裕福なやつはまずいないのである。 そんな彼もやれたのだからと、和尚もその畳屋さんに頼んだという。 それならと、ついでに私のところの畳も替えてもらおうと和尚に頼んでもらったのだ。 我が家はこの地に移住して来た30年前、離農され住む人もいない農家を貰い受け、 それを和尚や村の仲間、都会から遊びに来た友人たちに手伝ってもらって解体し、ここ与呂見の山に移築したものだ。 当時、お金がなかったのでなんとか自前で移築したのだが、畳は元の家の使えるものや、人からもらったりしたもので間に合わせた。 勿論、部屋に合う筈もなく隙間を木で埋めたり畳地の敷物を丸めて詰めたりしたのだが、その畳も30年を経てボロボロになっていた。 三人の子供たちはこの畳の上で育ち、また我が家にはずっと猫たちがいたし、犬もいた。 畳は擦り切れ毛羽立ったところにはガムテープを貼って押さえたりして凌いできたがもう限界だった。 我が家にはGWの窯焚きや、夏の海遊びなどあちこちの友人たちが大勢遊びにやって来てくれる。 中には第二の故郷と思い、やって来る家族付き合いの友人たちもいる。 彼らに気分よく過ごしてもらうためにも畳を替えてさっぱりしたかったが、 費用のことを考えるとまあいいかと、そんな思いも遠くなるのだった。 そんな折り、和尚からそのようないい話を聞いたものだから、咄嗟にその話に飛びついたのだった。 ばあちゃんが逝って暮らしを新しくしたいとの思いもあり、いいタイミングだった。 まだ残雪の残る3月半ば、畳屋さんがやって来て部屋の寸法を計って行った。 おそらく、畳が替わるのは夏前くらいだろうと思っていた。 それまでには要らない家具や荷物を片付け、部屋をスッキリさせてからやってもらおうと。 ところが、一昨日連絡があり、明日畳を替えに来たいという。 その早さに驚いたが、慌てて部屋の片付けなどをやったが間に合わないまま、畳屋さん一行がやって来た。 まず、山の下から家の玄関まで新しい畳を運び上げ、古い畳を引っ剝がし山の下へと運んでくれる。 小生は畳がなくなった部屋の掃除である。 30年間の埃やゴミが凄まじい。 掃除機などで一応綺麗にすると、そこへ新しい畳が運び込まれ収まる。 計算通りピッタリ収まってゆく。 その作業の間に次の部屋の畳を上げ、掃除である。 畳屋さんの手際は早くて掃除に追われた。 ![]() しっかり準備の出来ないまま、なんとか辻褄を合わせるのである。 そうして元ばあちゃんの部屋から始まり、居間、二階の畳の部屋へと作業は進み、 なんと2時間で全ての畳が収まった。 畳屋さんの見事な職人技である。 その手際の良さに驚かされたが、 新しい畳が収まった部屋のなんとスッキリと美しいことか。 これが中古の畳なのかと目を疑うほどだった。 ![]() ![]() ![]() そんな家に畳だけが美しいのはかえって違和感さえあるが、 そのうち痛んで家に馴染んで来るだろう。 昨今、畳は廃れて来たと言う。 しかし、私は畳に拘りたい。 ガキの頃から畳の上で暮らして来たし、その感触は骨の髄までしみ込んでいる。 山は湿気が多いがその湿気を吸ったり吐いたりして調整してくれるし、 畳は日本の誇るべき文化だとも思う。 うららかな日に畳の上で昼寝する幸せは誰も知っているだろう。 そうして畳の部屋は美しく蘇ったが とりわけ、元ばあちゃんの部屋は日当りも景色も良くて一番の部屋になった。 その部屋をゲストルームにしようと思う。 遊びに来た友人や来客たちにこの畳の上で心ゆくまで寝転んでもらうのだ。 それを想像すると なんだか嬉しいのである。 ![]()
by gorosuke85
| 2018-03-29 08:27
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