京都伏見ラ・ネージュ作品展も終わり、さて夏休みだ。
丁度金沢に住む息子(麦)一家が遊びにやって来たので、釣り好きの息子とカヤックフィッシングへ出かけた。
釣り方はスロージギング、40g〜60gのメタルジグ(鉛のルアー)を底あたりでゆっくりと動かして釣る。
波は1メートルほど。日本海能登外浦はどこまでも美しく、波にぷかぷか浮いての釣りは楽しいのである。
瀬戸内海の江田島で生まれ5歳までそこで育った。
じいさんばあさんに育てられたが、漁師のじいさんの小舟に乗って、じいさんの横で釣りの真似事をしていた。
真似事とはいえ、真鯛を釣り上げた感動は記憶に鮮明だ。
カヤックで波にプカプカ浮いている感覚はその頃を思い出すのである。
釣りが好きなのもきっとあの頃の原体験によるものだろう。
キジハタの刺身は格別だった。
こいつはカサゴ。
こいつがキジハタ。