白山市の「つながりの家」の面々がやって来た。
先日の合同展後の注文の版画が出来上がったので取りに来てくれたのだ。
「つながりの家」に通う若者男子四人とスタッフの米山さん、室野さんである。
スタッフの二人とは長い付き合いだ。
昼飯のソーメンをみんなが食べる。
際限なく食べるやつ、
まったく食おうとしないやつ、
静かに食うやつ、
テーブルをばんばん叩くやつ、
ダンスをしているやつ、
もうあまりの個性になにがなんだか大騒ぎの昼飯となった。
なにがなんだか分からないが、一人一人の生命は確かにここに在り、生々しく生きている。
そして言葉を越えた会話もある。
時々、通じないが大した問題ではない。
どこかでつながっている温かい空気がある。
米山さんが笑う、室野さんが笑う。
その笑顔は大きい。
そんなわけで、午後のひと時、我が家はつながりの家になったのであり、
みんなもそれなりに気に入ってくれたようで、なんだか嬉しかったな。