
雛の落下事件を経て赤助赤子の子育ては二回戦に入った。
事件後4日経ったが、雛の赤坊はいたって元気である。
一羽でも親たちは見離すことはしない。
雛の落下事件前と違うのは餌を運ぶ回数が減ったこと。
30回は運んでいたが、今は10回くらいだろうか。
その10回も数回は自分で呑み込んでしまう。
運んで来たが、赤坊が満腹で食べようとしないときだと思われる。
ちゃんと赤坊が受け取るのは5〜6回だ。
赤坊は一応元気だが、
親たちが真面目に運んで来る餌をちゃんと呑み込んでいるのか?
今ひとつ、その確信がなかったので、昼前、赤子がカエルの小さいのを銜えて来た時、じっくりと観察してみた。
赤子が巣籠に行って、枝に戻った時、銜えていたカエルがなくなっているのを確認し、赤子が遠くに飛び去るのを待って、巣籠を引き上げ中を見ると、赤坊の傍にカエルの存在はなかった。
それは確かに赤坊の口の中に入ったということであり、その確認ができたわけである。
落下事件以前と変わったことがもうひとつ。
暇になったせいか、赤助がほぼ一日中、近くの枝に止まったまま、赤坊を見守るようになった。
見守るというより見張っているという風情。
その辛抱強さといったらない。
枝に止まっているのも疲れるのだろう、時折こんな格好にもなる。
赤助が見張り、赤子が餌を運んで来るというパターンだ。
赤子が餌を捕って帰って来ると、見張っている赤助と一緒になる。
というわけで、今のところ赤坊は元気だが
気になるのは近づいてきつつある台風だ。
大型の台風らしく、沖縄では記録にないほどの大雨だったらしい。
ここ能登に来るのは明後日の朝らしい。
その頃には弱くなっているとは思うが、我々の作った簡易の巣籠は風雨に耐えられるか?
ちょっと心配で、今、その対策を練っているところである。

数日前からヒグラシが鳴き始めたが、この時の餌はヒグラシだった。