カンちゃんとの散歩道、蓮の成長を見に蓮田んぼに行ってみると
寺の和尚、和樹さんと娘の風ちゃんが蓮田んぼの草取りをやっていた。ご苦労さんである。
少し大きくなった蓮の葉の上にはヤマアカガエルの子が沢山乗っかって気持ち良さそうだ。
よく見ると、こいつ葉っぱの上の水玉の中にいる。
水玉はカエルの子にとって小さな池なのかも知れない。
おっと!カエルのそばにでっかい怪魚出現!!
危ない、喰われちまう!!
なんてね。
実はこの魚、メダカなんである。それほどカエルの子がちっちゃいのだった。
なんだかカエルの子とメダカが話をしているようだ。
ヤマアカガエルは雪融けの田んぼの冷たい水の中に産卵する。
その時期はまだ寒くて天敵がいないからだろうが
その後、オタマジャクシになって長い時間をかけて成長し
今、ようやく尻尾が取れて、やっとカエルの子になったところだ。
みんな元気にでかくなれよ。
蓮田んぼは和尚が蓮が好きなことは勿論、メダカの繁殖を考えて作った田んぼであるが、
シュレーゲルアオガエル、ヤマアカガエル、各種トンボの繁殖場にもなっていて、
カワセミ、カルガモ、アオサギなどの鳥もやって来る。
それはもう生き物たちの楽園になっているんである。