前回登場のクロメンガタスズメの幼虫。
でかくて派手な黄色、一際目立つデザインである。
何故、こんなデザインになったのか?
その意味が分からなかった。造形の神の遊び心としか思えない。
しかし、なんだか尾を引く。
もう一度見てみよう。
再びナス畑に行ってみる。
畑仕事をしていた寺の啓子さんにいないか尋ねてみるといるという。
葉の間を捜すとすぐに見つかった。
先日よりさらに大きくなったような気がする。体長10センチはゆうに越えているだろう。
手のひらに乗せて見ると、鉤のような足でしっかりと掴んで歩く。痛いくらいだ。
正面から見るとこの迫力。まさに怪物、モスラである。
啓子さんとあれこれ喋っているうちに、彼女に面白いことを教わった。
ナスの葉は枯れるとき、黄色になるらしく、その葉っぱを見せてくれた。
そういえばそうだ。
私も以前、畑を村全体の共同で作っていた頃、夏の野菜を担当していたことがあり、毎日畑に出ていた。ナスの黄色い葉は何度も見たことがある。なのにすっかり忘れていた。年か。
茄子の黄色い葉の色や光沢はこいつの黄色に似ている。
ふむ、と思う。
先日、こいつを調べた時、その殆どは黄色だったが、中には緑のやつもいた。
とすると、
こやつの黄色はナスの葉の色に擬態しているのかもしれない。
ナスの成長とともにこいつも成長し、ナスの葉の色に合わせてこいつの色も変わる。
緑のやつは幼いやつか、或は葉が黄色に変色しないナス以外についたやつか。
そう考えれば、辻褄がある。
傍に胡麻の畑があるので、緑色のやつを捜してみた。
と、やっぱりいた!! 立派なやつ。
しかし・・・・・・違っていた。
よく似てはいるがクロメンガタスズメではない。
尾角が豚の尻尾ではないのだ。
帰って調べて見るとハッキリとは判明しなかったが、恐らくエビガラスズメであろう。
ともあれ、派手な黄色は葉の黄色と関係があるに違いない。
もし、ナスの成長とともに色が変わるのであれば、造形の神に拍手喝采であるのだが、
真実は如何に?
全く関係なかったりして。
うっひゃ〜〜。