子猫たちは外からいろんなものを捕って来る。
ネズミ、鳥、蛇の子、蛙、トカゲ、トンボ、蛾、バッタ、キリギリス、モグラなどなど。
動くものに興味をそそられ捕らえるのは猫の習性で
さんざんもてあそんだ挙げ句食っちまうが
蛙、蛇、モグラは食わない。
カエルや蛇などもてあそんでいる最中、まだ生きていれば
遊びを中断、逃がしてやる。
先日なんか、マムシの子を家に持ち込んでもてあそんでいた。
そいつはなんとか逃がしてやったが、手遅れになるやつも多い。
カエルや蛇は食感が悪そうなのは分かるが
どうしてネズミは食うのにモグラは食わないのか?
本当のところは分からないが、おそらくビロードの皮が厚過ぎて持て余すのだろう。
モグラはチョロ急のように走り逃げ回る。
追いかけて遊ぶのにはかっこうのオモチャである。
皮が厚いので少々の攻撃には耐え、遊びが長持ちする。
遊び疲れ、それに満足して食う気になれないのかも知れぬ。
どういうわけか、モグラの場合、遊んでいる最中を目撃することがあまりない。
気が付いたらボロンと目立つところに転がっている。
そしてそいつはもう手遅れ。
大事な遊び相手なので、我々に見つからないように
どこかでこっそりとやっているに違いない。
殺すんなら食べろ!!
と言いたいが、
それはあくまで人間が作ったストーリー。
余計なお世話なのかも知れない。