道端の雑草の中にエゾタンポポを見つけた。
今年初である。
この日本のたんぽぽはセイヨウタンポポに比べゴツゴツとして野性的だ。
どっかりと大地に根を張り空に向かって精一杯黄色い花を開いている。
存在感は逞しく健気である。
私は野草の中でもとりわけこいつが好きで、
逞しく花を咲かせよという願いを込めて
この花を娘の名前にした。
たんぽぽが幼い頃、保育園に勤める友人がよく遊びにやって来て歌ってくれた歌がある。
♪ たんぽぽは たんぽぽは
おひさまの子どもです
夕方にお花を閉じて眠ります
朝がきて朝がきて
おひさまが起こすまで ♪
「たんぽぽの歌」というらしい。
シンプルでゆったりとして歌いやすいので、保育園ソングになっているらしい。
我が家でもたんぽぽのテーマソングとしてみんなでよく歌ったな。
今、彼女は23歳になり、横浜の地に根を下ろしている。
逞しくは育ったようだが、今、人生を模索中だ。
まだ開きかけた蕾といったところか。
慌てることはない。
就活などしなくていい。
ゆっくり、じっくり自分の道を探せばいい。
そうして空に向かってのびのびと、おもいきりの花を開いてもらいたい。
たんぽぽはお日様の子供なんだということ
忘れずに。

今日の一彫り。形象6 「たんぽぽ」