こちら奥能登では遅ればせながら今が桜の満開である。
この写真は山桜。
ソメイヨシノも満開だが、どちらかというと山桜のほうが好きなんだな。
ソメイヨシノのあのモコモコとした白い塊にはなんだか違和感というか怖い感じさえある。
そんなことを思うのは私だけだろうか。
みんな春になると花見に出かけるもんなあ。
でも、花見というのはソメイヨシノの白い塊の下で弁当を開き、酒を飲んで騒ぎ、時には喧嘩などして大いに盛り上がるが、大抵の場合、花などは見てはいないのだ。
ともあれ、春の青空の下、桜が咲いた。
空の深い青、天上の青とでも言おうか。
私は深い青が好きである。
三男に「青(あお)」と名付けたほど。
古代、咲くという漢字は笑うと読んだ。
花が咲くのは、花が笑うんである。
よく見ると確かに笑っている。
そして今、
青空に向かって呵々大笑しているのだ。