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ここ奥能登与呂見はやっと雪が融け、地面が顔を出したところ。
夜や朝方などまだ綿入れちゃんちゃんこは手放せないが、 天気のいい日は歩くさえ汗ばむくらいになってきた。 道端にはフキノトウがあちらこちら。 そして小さい蕗。 少し離れたところにスギナだ。 ということは、近くを見るとやはり土筆である。 土筆はスギナの子供である。 スギナにくっついて出てくる事から、「付く子」、というのが名前の由来らしい。 漢字がいいよな。まさに土の筆だ。 頭に並んだ胞子嚢の形が可愛らしい。 スギナと土筆の形は基本的に同じだが、なんだか小生はこの形が好きである。 今日の一彫りのインプロビゼーションにはこの形がよく出て来る。 暫く歩いてふと上を見ると、小さな黄色の花 マンサクであった。 この地域では春一番に咲く花である。 小さな花びらがクルクルと踊っているようである。 山を下りる道には最後の雪が残っている。 道に沿って植えられた桜の蕾もやっと膨らんできた。 道端の雑草の中に小さな紫色。 スミレだ。 野生のスミレは小さいが、その佇まいは清楚で可憐なんである。 一歩きして帰って来ると我が家への登り口のモクレンの大きな蕾が開きかけていた。 4月も終わりだが、この地はまだ早い春である。 私は丁度この季節、早い春が好きだ。 何でもそうなのだが、花にしても開き切る少し前のほうが好きである。 花(桜)が咲くのは花が笑うのだと思っているが 蕾が膨らんで開き始めるときは微笑みである。 あっはっはと呵々大笑するのはいいが ちょっと恥ずかしげにそっと微笑むというのがいいではないか。 その方が色気もあるし美しい。 なんてね。 ともあれ、自然の形というのはほんとに面白いし、大いに刺激を受ける。 この刺激でまた新たな何かが生まれてきそうな予感がするのだし、 それが嬉しい。 版画『早春のかたち』 今日の一彫り「春散歩」 こいつはこの散歩の後作った版画。出来立てほやほやだ。
by gorosuke85
| 2012-04-23 04:09
| 散歩道
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Comments(5)
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ふなむし
at 2012-04-23 17:17
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今日の一彫ってインプロバイゼーションなんですね。だからゴロスケさんの版画はイキイキしてるんでしょうかね。何も分からないのに生意気な口きいてすみません。
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gorosuke85 at 2012-04-24 10:26
インプロビゼーションというのは音楽で、特にジャズでよく使われる言葉ですよね。即興演奏ということです。若い頃からジャズは好きでこの言葉は小生にとって身近なんですが、版画を彫ったり絵を描いたりするのも同じだと思うのです。自分の中から今、出て来るものを演奏する、彫る。
だから何を彫ろうとか描こうとかいうのはないんです。自分でも分からないまま、何が出来るんだろうと思いながら彫っているわけです。でもそのうち線が形になって収まるんですね。そう言う意味では自分が何を考えているのか、なにが好きなのか、何処へ向かおうとしているのか、なんてことがよく分かるわけです。 ともかく、今の自分をぶつけるのです。今、生きているという息づかいを線に、形にしたいと思っているのです。 むむ・・・・ちょくらかっこつけ過ぎか・・・・・。 まあね、このスタイルは作る原点だと思っていますし、 こんな仕事を初めて25年にもなりますが、 今、その原点に戻って最初から出直したいと思っているんです。 小生の仕事も人生もこれからが本番ですからね。 釣りも。うっはー。
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gorosuke85 at 2012-04-24 10:33
ふなむしさん、言い忘れました。
イキイキと言うのは最高の評価です。ありがとうです。 絵でも、彫刻でも、何でもそうですが、作ったものは生きていなければならんと思っています。どうでないと意味がないと。 うまいか、ヘタクソか、なんて問題じゃなく、それが生きているかどうか、それが大問題です。 もうひとつ。今日の一彫りはimprovisationだけではありません。 なんだかボンヤリとあるイメージが浮かんでそれを彫る場合は「心象」というタイトルを付けています。またハッキリとしたモデルと言うか、形のあるものに引っぱられて彫る場合は「形象」というタイトルにしています。
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ふなむし
at 2012-04-26 00:43
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私も音楽好きです。ヘヴィメタルですが(笑)ヘヴィメタルのギタリストも、カッチリ作り込む派とインプロバイゼーションで弾く人とが居ます。カッチリ作り込まれたソロはドラマティックでカッコいいんですが、それ以上にカッコいいのがインプロバイゼーションで自由自在に弾き切ったソロです。それは、プレイヤーが自由にのびのびいきいきとプレイするので、聴いているこちらまでなんて言いますか気持ちいいんですよね。作り込まれたソロは、聴く方も一生懸命聴くのでスゲーとは思うんですが気持ちよさは即興プレイに劣ると思うんです。きっと、ごろすけさんの版画がのびのびいきいき気持ちよく感じるのはこれと一緒なんだと思いました。
表現者がいきいきと表現するから、それを感じる側も気持ちいいんだと思います。生意気言ってすみません。
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gorosuke85 at 2012-04-26 13:36
ふなむしさん、じぇんじぇん生意気ではありません。
率直な感想でありがたいですし、その通りだと思います。 まあ、いつものびのび気持ちよく作れるとは限らず、手が止まってしまってウンウン唸ることもあるのですが、全体的には遊んでいるんだと思いますし、遊ばないと意味がないと思っています。 子供が一人遊びをやっている感じですかね。 今のところ、今日の一彫りのスタイルが面白いんですね。 まあね、こんなことやってなんとか生きておられるのですから、シアワセモンだと思います。勿論、皆さんのお陰なんだけど。
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