ぷらりぷらり山の道を歩いていると
秋の色が目に飛び込んで来た。
やはり紅が際立っているのは楓だな。
そしてイチョウの黄色。
山法師の葉っぱ。
この紅いのはハゼの葉っぱ。こいつには近づかない方がいい。
このしっとりとしたオレンジ。こいつの名前は知らないんだ。
ヤマツツジの葉っぱもこんなに紅い。
道端の草の中にアカツメクサのピンク。
畑では大根、白菜の緑が瑞々しい。
なぜか突然、蓮の種。
モクレンの実も面白い。
そして我が家に帰り着き、ソクラテスの墓の傍の紫式部。
いつの間にか、あたり一面、すっかり秋なのだ。
あたりまえか。
いつも季節に置いてきぼりだ。

版画『秋山燃ゆる』