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![]() これは蛾が飛んでいる写真じゃないぞ。 ガラス窓にピタッと貼り付いている蛾をガラス越しに撮ったのだ。 蛾の名前はオビガ(帯蛾)という。 むくむく、ぷっくりとして存在感のある可愛い蛾だ。羽根も美しい。 ちょっとヤママユガの小型版といった感じ。 夏からこの時期、夜になると我が仕事部屋の窓にはいろんな蛾たちが集まって来てペタッと貼り付く。 彼等からすれば灯りを求めて来ているのだが、こちらからすれば蛾のギャラリーにこちらの様子を覗かれているようでなんとも変な感じ。 不思議なのは彼等がガラス窓に貼り付いているということ。 つるつるのガラスに摑まって落ちないのだ。 小さいやつは身体も軽いし、足も小さいのでさもありなんとは思うが、 このオビガクラスになると小さくはない。羽を広げて6センチくらいあるかな。 身体はずんぐりむっくりで決して軽いとは言えない。 でも、しっかりとガラスにつかまっている。 ![]() ひょっとして雨蛙やアオガエルのように足先が吸盤になっているのだろうか? それなら分かる。でも、蛾に吸盤というのは違和感がある。 どちらにしても、こいつたちの足先はどうなっているのか? ファーブル拡大鏡で見てみることにした。 といっても生きているオビガの足を拡大鏡で見るのは無理なこと。 窓の敷居のところに死んで転がっていた他の蛾の足である。 大きさはオビガより少し小さいやつだが、こいつも窓に貼り付いていたやつだから同じような足をしているに違いない。 するとだな ![]() 吸盤ではなかった。 細い足の先には鋭いかぎ爪のようなものが二つ付いており、 また足に沿って刺が沢山並んで付いている。ウロコのようなものは鱗粉だ。 で、もう少し拡大。 ![]() ちょっとピンぼけだが、その様子は分かる。 このかぎ爪をガラスに引っかけ貼り付いていたのだ。沢山の刺も補助しているに違いない。 ガラスはつるつるに見えても実は肉眼では分からない小さな凸凹があるのだろう。 また埃などの小さなゴミも付着している。 その凸凹やゴミに、小さく先鋭なかぎ爪と刺を引っかけ貼り付いているとしか思えない。 なんと巧妙な技であろうか、 と納得するものの その技は人間の身体感覚を遥かに越えているからか どこかリアリティに欠け やっぱり不思議なんである。 ![]() (オビガの♂。ふさふさの毛、ぽってりとした身体、存在感があってカッコイイ。)
by gorosuke85
| 2011-10-26 15:06
| 虫たち
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Comments(4)
蛾の足がこんなになっているとは知りませんでした。それにしても昆虫を裏側から観察できるのは羨ましい。
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山に住んでいるからでしょうね。ほんと沢山の蛾たちがやってきます。ガラス窓が少しでも開いていると部屋中バタバタと凄いことになります。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
由紀子さんコメントありがとうです。蝶に比べ、蛾の嫌いな人があまりに多いので、蛾も蝶と同じく綺麗で可愛いということを皆さんに知って欲しい。小生の好みとしては蛾の方が親しみを感じます。
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