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リン、リン、リン、リン・・・・ 突然、薄闇の雑木林の向こうでヒグラシが鳴きはじめたのは6日の夕方だった。 一匹だった。 それが3日後の今日の夕方は山を揺らすほどの鳴き声である。 一匹が鳴き始めると、それを合図に皆が後を追いかけるように一斉に鳴き始める。 暫くすると、一斉に鳴き止み、暫し沈黙。 そして、何処かの一匹がまた鳴き始めるとまたそれを追いかけるようにみんなが鳴き始める。 面白いのはタクトを振る一匹が同じではないこと。 要するにリーダーなんていないのだ。 敢えて言うと、皆一匹一匹がリーダーであると言うこと。 あちらのグループ、こちらのグループでそう言った鳴き方をし、 それらが重なり輪唱となり、その大合唱はもう山を揺らすほどなんである。 文学的にはカナ、カナ、カナ、というが、どう聞いてもそんなに悠長な鳴き方ではない。 腹を波打たせ、全精力を傾けてリン、リン、リン、リンと鳴くのである。 勿論、♂が♀を呼んでいるのである。 果たして私は全存在をかけて女性を求めたことがあるだろうか? うっひゃ〜〜。 その大合唱の不思議なのは、山を揺らすほどであっても決してうるさくないことだ。 かえって静けさが深まっていくようである。 それは清流のせせらぎに似ている。 夏が来たからヒグラシが鳴くのではない。 ヒグラシの声を聞いて、忽然と夏が来るのである。 (写真は数年前に撮ったもの)
by gorosuke85
| 2011-07-09 20:02
| 虫たち
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Comments(6)
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みずの
at 2011-07-09 22:30
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あ!!
小さな不思議プロジェクト、 ついに稼働し始めたのですね! 本領発揮。 すてきです
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gorosuke85 at 2011-07-09 22:49
このブログ、第一番目のコメントです。ありがとうです。
自分らしいブログになればいいなと思っています。 でも尻切れとんぼになりそうな・・・・甚だ自分に自信がないです。 うっはー。 しかし、ともかく始めてみます。 どんなことになるやらなあ〜〜。 静かに、愛情深く、見守ってくらはいませ。
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おのさん
at 2011-07-12 00:48
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僕の暮らす伊丹では、今ではおおよそ9割がクマゼミです。
子どもの頃は9割アブラでクマなんてレアゼミやったのに・・ 聞いた話では、温暖化にともなってクマゼミが どんどん北上してきているとか。 鈍感なのは自分を含めた人ばかり。 ともあれ、『小さな不思議』。 めちゃ興味津津。楽しみ楽しみ。
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gorosuke85 at 2011-07-12 01:24
おのさん、ありがとうです。
昨年の夏クロスロードカフェに泊まっていて、店の前のケヤキにクマゼミがまみれついて鳴いていたのを思い出すよ。 ほんと子供の頃はクマゼミは蝉の王様で少なくて、それを捕ったら大自慢出来るのであちこち探しまわったよなあ。 町の真ん中でクマゼミばかりというのは異様な感じだったよ。 温暖化ねえ、そうだろうなあ。 ところで温暖化、二酸化炭素が原因だとは信じておりません。 大きな地球のサイクルだから、仕方ないね。
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林 泰史
at 2011-07-14 06:59
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gorosuke85 at 2011-07-14 07:51
林さん、久しぶりです。
まあ大したことじゃありませんが、なにかね、新しいことやってみたいわけです。 でもこれも少ししたら新しくなくなります。続けていくために、いつも新しい自分でいたいなあと思っています。 >小さな生き物、命って世界にたくさんあるのに、どうして気づけないのでしょうね。 頭の中が忙しいんでしょうね。 人は見ているようで実は見ていません。 自分の見たいものしか見えていないのです。 そのままの事実をそのまま見るというのは難しいですね。 見るというのも、気づくというのも出会いなんだと思います。 こちらから、と、向こうから、とがバチンと出会う。 感動もそうですよね。
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