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トニモカクニモ 驚いちまった。 散歩中に見つけたへんなやつ。 山道の切り通しの斜面。 ボンヤリと白いもので覆われていた。 近づいて良く見るとこいつである。 なんだろう? グニャグニャ、ヒョロヒョロ、 ピロロ〜ンと下から延びている。 もうそこら中、出ている出ている。 極めて怪しいが、とても面白い。 突然、不思議な空間に迷い込んだようだ。 これはもうナウシカの世界だ。 腐海の世界だ。 あっ、毒マスクをしなくてもいいのか? 肺がやられちまう・・・・・ なんてね。うっはっは。 しかし不思議な世界だ。 この形、雰囲気は私の好きな形だ。 私の中から自然に出て来る形のイメージ。 湧いて来る生命の形と言おうか。 その抽象的な形が、現実にここにある。 なんかどきどきして来るなあ。 よく見ると、先に胞子のようなもの。 おそらくこいつは苔の胞子に違いない。 普段、われわれ人間の全く見過ごしてしまう世界。 この道を通る人で何人がこいつに目を留めるだろう? おそらく私だけだ。 その私もこれまで何度もここを通っていて気が付かなかった。 季節と生態のタイミングもあるのだろう。 天気や湿気、気温などのタイミング。 これまで苔の世界にあまり興味がなかったが こいつは魅力的だ。 南方熊楠、粘菌、などの言葉が浮かんで来た。 そのうち本でも読んで勉強してみよう。 しかしこの世界にはまったらやばそうだな。 とまれ、こいつはなんていう苔なんだろう? 帰って調べてみたら、苔の胞子であることはすぐに確認出来たが 何と言う苔なのか簡単に分からなかった。 胞子嚢の形で捜すしかないのだが これがなかなか見つからない。 しかし、諦めずにやっているうちとうとう見つけた。 ゼニゴケの仲間で「蛇苔」と書いてジャゴケと言うらしい。 名前からして怪しくていいではないか。 このニョロニョロしたやつは「弾糸」というらしく、伸びて胞子をはじき出すのだとか。 いや、なんか面白い。 私にとって新たな世界との出会いである。 なんていうのはちと大袈裟で 入り口の扉のノブには確かに触れたのであった。 「色と形の物語」 心象27
by gorosuke85
| 2013-04-24 16:24
| 草花たち
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Comments(5)
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なおこ
at 2013-04-24 20:42
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おもしろーい!!
身体がずんと小さくなって、この奇妙な林を歩きたいな。 以前、屋久島の森の中で、大きな岩の表面にモウセンゴケが一面に生えているのを見たときも、そう思いました。
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山口紀子
at 2013-04-24 22:40
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このコケの下、オームの体をむくろに腐海が広がろうとしているのか・・・?人間とは全く関係のない世界で何かが起こっている・・・。知らない世界がまだまだいっぱいあるんですね。オ・モ・シ・ロ・イ!
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gorosuke85 at 2013-04-25 11:42
なおこさん、ガリバーやアリスのように小さくなれたらどんなにいいだろうといつも思うよ。何でもない草むらに這いつくばって目線を地面にすると草がジャングルになって小さな虫たちが怪物のように思えて来る。本当に小さくなれたら何でもない庭が大冒険の場になる。
それがモウセンゴケのような食虫植物が生えているようなところだったらなおさらだ。確かにジャゴケの世界もこれに近いな。
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gorosuke85 at 2013-04-25 11:51
山口さんもナウシカびっちし見た口ですね。小生なんか25回は見ましたからね。30年前、横浜時代でしたが。今だに宮崎アニメはナウシカを越えられないと思っています。ナウシカとトトロ、これは誰が何と言おうと世界的な名作です。
あんら、へんなところへ行っちまった。 知らない世界まだまだ一杯ですね。普段、ちゃんと見ていないですからね。何かが見えるというの、こちら側の問題だと思っています。 自然はこちらが見たいものしか見せてくれませんからね。 こちら側の意識を少し変えてみると、知らない世界ばかりで、面白いこと不思議なこと沢山あるように思います。 少しづつ、そんなものと出遇いたいなあと思っています。 ところで、金津の森のコンサート、おめでとう。 貴女の仕事、いつか聴きたいと思っています。
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山口紀子
at 2013-04-28 01:55
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江崎さん、温かいお言葉本当にありがとうございます。
ナウシカ、はまりました。映画もさることながら、コミックスの7冊も何度読み返したことでしょう。 江崎さんの写真を見た後、夢を見ました。この苔のしたにもまたコケが、その下の層にもまた苔が・・・と7層くらいの構造になっていました。地下何メートルにもわたるコケの層??いったい何なんじゃ? すみません。一人で妄想とナウシカの世界にトリップしてしまいました。 いつも不思議をありがとうございます。
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